季節感を演出しにくい

カタログギフトの品数の多さが、逆に「季節感」を薄くしてしまう

カタログギフトの特徴の一つは、ギフトを受け取った全ての人にとって気に入ったもの・必要なものが見つかるようにと、インテリア用品・キッチン用品・レジャー用品・ファッショングッズ・化粧品・衛生用品・食品・キッズ向け商品など様々なジャンルのアイテムが載っていることです。豊富なアイテムの中から好きなものを楽しみながら選ぶことができるのはメリットの一つなのですが、反面、アイテムが豊富すぎるがゆえに、ギフトで重視されることも多い「季節感」が演出しにくくなってしまいます。たとえ旬の食材や季節の品物がカタログ内に載っていたとしても、ボリュームのあるカタログ全体の中では目立ちにくく、「季節感」が薄らいでしまうのです。

カタログギフトの有効期限が「季節感」の演出を難しくする

カタログギフトは受け取った人がギフト選びにゆっくりと時間をかけられることもメリットの一つです。カタログギフトにはギフトを申し込むことができる有効期限が設定されており、短いものでカタログを受け取ってから数カ月、長いもので1年程度に設定されていることが多いです。有効期限内であればギフトを申し込むタイミングは人によってバラバラになります。そのため、贈り主がカタログギフトを送ってから、受け取り主がギフトを選び、申し込みをし、実際にギフトが届くまでには、長期間のズレが生じることになります。送り主がカタログギフトを送る時期は調節できても、ギフトを受け取る時期は受け取る側に任されるのですから、送り主がギフトの「季節感」を演出するのはかなり難しくなります。